弁護士のホームページ集客方法

弁護士は長らく、弁護士の倫理に反するという理由で、広告をすることを禁止させてきました。禁止されてきた理由は、簡単に言うと、清廉性が求めれる弁護士にとって広告をすることは、みっともないことだと考えられてきたからです。しかし、規制緩和の波が弁護士業界にもやってきて、弁護士が広告することを認めるようになりました。このような経緯で許可されるようになったことを踏まえると、ホームページ上で必ず勝ちます!といった虚偽の表示は行わないべきです。なぜ虚偽の表示であるといえるかというと、訴訟の勝負は、原則として事件が勝ち筋であるかどうか、で決まるため、必ず勝てるかどうかは100パーセント弁護士の腕で左右されるとは言えないことや、勝つという状況が全部認容判決を得ることを意味するか、自身に過失がある場合であってもなるべく有利な条件で和解するテクニックがあるという意味するかなど、多義的に判断されうる書きぶりになっていることからです。
虚偽の広告をしてはいけないというのはほかの職業であっても同様でありますが、とりわけ弁護士では業界に長らく広告規制がなされていたことや、自営業であるため、自身の能力をよりアピールしたいという感覚で虚偽の広告をしてしまう場合があります。
虚偽の広告と同様に配慮すべき事項は、当事者は利益対立していて代理人の立場であることを忘れずにホームページを作成することです。例えば、強姦事件であっても示談に持ち込むノウハウがあります!という表示は虚偽ではありませんし、強姦被害者に対して弁護が不得意である旨を明示しており、強姦被害者が依頼しないようにしようと考える指標にはなりますが、一方で強姦被害者に対しての配慮が著しくかけており、清廉性に欠けるといわれても仕方がないと判断されうるといえます。
上記のような点を守ると、どのようなホームページを作成しても、基本的にはかまいませんし、いまホームページを積極的に活用している弁護士は少ないことからも、誠実なホームページを作成すると、必ず集客アップにつながります。